ご利用案内
修復室について
原本をお預かりしてから、お返しするまで。ここでは保管・返却と、作業記録の掲載範囲をご案内します。

川端作業室の配置
旧印刷所の二階を、読み取り机と保管棚に分けて使用しています。依頼者から届いた原本は二階で管理し、一階に残る印刷所の保管品とは混ぜていません。
- 窓側の机
- 写真の読み取りと裏面記載の確認。台紙や封筒は、読み取り後に元の保管箱へ戻します。
- 壁側の機器台
- テープ・フィルムの再生確認と取り込み。作業中の媒体だけを置き、次の依頼へ移る前に机上を空けます。
- 入口側の保管棚
- 依頼ごとの原本箱と返却待ちの箱。案件番号と点数は受付控えに記録し、棚の控えと照合します。依頼者の氏名を箱の外側には記載しません。
原本の保管と返却
原本は依頼ごとに分け、ケースの表記、写真の裏書き、同じ袋に入っていた手紙も一緒に保管します。作業用データと照合記録は同じ案件番号で管理し、受付時の写しと修復後のデータを区別します。
返却前には、受領時と梱包時の原本点数、受取人、送付先を確認します。食い違いがあった場合は依頼者へ連絡し、解決するまで返却を保留します。
作業状況の照会とお引き取りは、受付時の控えをご確認ください。新しい媒体の郵送や来室予約は受け付けていません。
受領控えと返却時の確認項目
受領控えには、案件番号、受領日、媒体の種類と点数、ケース・袋の表記、同封物を記載します。追加の資料が届いた場合は、最初の控えを上書きせず、受領日を分けて追記します。
媒体一つに写真・書類・録音が複数含まれることがあります。資料台帳の掲載件数と、返却する原本の点数は別に確認します。
返却時は原本、ケース、封筒、添付物を受領控えと照合し、発送日または引渡し日を記録します。受取人や送付先の変更は、元の依頼者への確認後に控えへ残します。
作業記録の公開範囲
書面の「掲載用写し」は、原本の記載項目を読みやすい配置に再構成したもので、原本を撮影した画像ではありません。録音は、受領した音源と当室の作業・比較記録に分け、各資料に出所と用途を記載しています。
依頼者と作成者の了承を得た範囲で、媒体の状態と作業経緯を確認できる資料を掲載しています。作業に関係する追加連絡、原本の所在や取り扱いを確認した職員の引継ぎも、必要な部分だけを含めます。私生活の相談や人事資料をそのまま公開するものではありません。
依頼者の氏名、署名、連絡先、送付先、業務上の非公開情報は掲載用の写しから省きます。会社案内に記載した当室の担当者名は、この省略の対象には含めません。原本は書き換えず、掲載用の写しと分けて保存しています。
転記に使う表記について
- 未記入
- 原本に欄があり、その欄は空白です。
- 氏名・署名非掲載
- 原本には記入がありますが、掲載する際に省いています。
- 判読不能
- 原本に記入はありますが、文字を読み取れません。
- 欄なし
- 原本に該当する欄自体がありません。
原本の空欄を、匿名化のために空欄にしたものとして扱うことはありません。資料に固有の省略や抜粋がある場合は、その資料の付記で区別します。
初めてご覧になる方は作業事例から、番号や語句を探す方は資料台帳からご確認いただけます。川端作業室の引継記録は、依頼資料の台帳には含めていません。